ウィーン少年合唱団コンサート
離日から半月も経ってしまいましたが少しだけ思ったことを。
やはり、体調が万全でない様子の少年がちらほらと。
昼間と朝夕の寒暖の差が大きな時季でしたし、
移動も多く疲れがたまってしまうのでしょう。
なにしろ人前で歌うだけで大変な気力がいりますし。
20数年ぶりのウィーン少年合唱団のコンサートでした、
私も彼らも変わったのだ、というのが最初に感じたことです。
そして、「合唱のテクニック」というものに重きをおかずとも
活動できる彼らを大変羨ましく思いました。
日本の児童合唱は、教会ではなく学校が主体であり、
その活動目的のほとんどはコンクール出場と思われます。
コンクールですから優劣をつける必要があり、
すこしでも上に行くために努力をしているのが現状。
なので、ウィーン少年合唱団の演奏は、我が家の子ども達にとって新鮮だった様子。
娘が「ピアノの音が大きすぎて声が聞こえないときがあった」
と言いましたが、私も同じことを感じました。
あくまで「伴」奏であってほしいですね。